- ヘルメットはどうやって選べばいいの?
- どんな選び方をすればおしゃれにまとまる?
そんな疑問にお答えします。
今回はヘルメットの選び方について「安全面」「デザイン面」からポイントを解説します。
この記事を読めば、どのようにヘルメットを選べばいいのかがわかります。
安全面で気をつけること
ヘルメット選びは見た目も大切ですが、まずは安全性を考えることが重要です。 なぜなら、バイクの死亡事故で最も多い損傷部位は頭部だからです。
実際にそれを示すデータも出ています。
参照:ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果—警視庁
では安全のためにどんなポイントを意識すればいいのか説明します。
頭の大きさに合ったものを
サイズ選びは慎重に、妥協せず行いましょう。
なぜなら、大きすぎると事故時に脱げてしまい大怪我につながるし、小さすぎると頭痛の原因になるからです。
かぶっていくうちにだんだん馴染むので、最初は少しきついくらいで大丈夫です。
バイク用品店でフィッティングしてもらうのも良いでしょう。
目を保護する
目が露出した状態は避けましょう。
なぜなら走行中に目にゴミや虫が当たることがあり、大変危険だからです。
実際に、僕も運転中に目にゴミが入り、一瞬目を開けられなくなって危うくコケそうになったことがあります。
シールド付きのヘルメットを選ぶか、付いていなければ別売りのシールドを用意する、もしくはメガネ・サングラス・ゴーグルを着用して目を守りましょう。
バイクの雰囲気に合わせる
ヘルメットを選ぶ際に、バイクの雰囲気に合ったものを選ぶとよりオシャレに見えます。
なぜなら、バイクの見栄えは「車両」と「ライダー」が一体になることで完成するからです。
バイクのデザインは多種多様ですが、ここではその手掛かりとしてバイクのジャンル別にオススメのヘルメットをご紹介します。
バイクの各ジャンルの特徴については、こちらの記事で解説していますのであわせてご覧ください。
バイク選びのポイント~6つのジャンルを理解しよう~
バイクのジャンル別オススメヘルメット
ビッグスクーター
ビッグスクーターにおすすめのヘルメットは、ジェットタイプです。
なぜなら、ストリート系の印象が強い車両が多く、カジュアルな雰囲気のヘルメットが似合うからです。
実際に、渋谷あたりではカジュアルにまとめたスタイルでビッグスクーターに乗って走っている人をよく見かけます。
ネイキッド
ネイキッドは、今どきのデザインの車両とクラシックなデザインの車両で合うヘルメットも変わってきます。
今どきのデザインの車両なら、フルフェイスがおすすめです。
スポーティーな雰囲気の車両が多いからです。
一方でクラシックなデザインの車両の場合は、ジェットがおすすめです。
シンプルな形状のヘルメットの方がレトロ感が出て雰囲気にまとまりが出ます。
クルーザー(アメリカン)
クルーザーであれば、車両によってジェットでもフルフェイスでも似合います。
車高が低めで前後に長い典型的なクルーザーなら、ジェットヘルメットにサングラスが最もワイルドでカッコよく見えます。
スポーツスターのように、クルーザーの中でもコンパクトでスポーティーな雰囲気の車両にはフルフェイスがよく似合います。
アドベンチャー、オフロード
このジャンルには、オフロードタイプのヘルメットが最適です。
複雑な形状でアクティブな雰囲気が車両にもよく似合います。
スーパースポーツ(レーサーレプリカ)
スーパースポーツにオススメのヘルメットは、やはりフルフェイスです。
空気抵抗が少なくスピード感を感じさせるデザインのヘルメットが最もよく似合います。
ちなみにフルフェイスに近い雰囲気のジェットヘルメットに、ミラーシールドを着けてみるのも見栄えがスッキリするのでアリですね。
バイク、ウエアの色に合わせる
ヘルメットの色をバイクやウエアの色と合わせることでオシャレ感がアップします。
なぜならコーディネートにおいて色使いはとても重要だからです。
以下でもう少し具体的に解説します。
バイクとライダーの色は合計3色以内に
バイク・ウエア・ヘルメット等の小物の色を、合計で3色以内におさめると見栄えよくまとまります。
なぜなら何色もあると全体のまとまり感がなくなり、オシャレに見せることが難しくなってしまうからです。
詳しくはこちらの記事で説明しています。
バイクファッションはダサい? 安全でオシャレなコーディネートのポイント4つ
ただしぴったり同じ色でなくても、近い色味のものであれば3色より多少増えても問題ありません(例:黄色とオレンジ、青と紫など)。
ヘルメットはバイクファッションの要!
ヘルメットは頭にかぶるものなので、バイクファッションにおいて最も目立つアイテムと言っても過言ではありません。
選ぶ際のポイントを再度確認しましょう。
【安全面】
(1)頭の大きさに合ったものを
(2)目を保護する
【デザイン面】
(1)バイクの雰囲気に合わせる(以下ジャンル別のおすすめ)
- ビッグスクーター:ジェット
- ネイキッド:フルフェイス(クラシックの場合はジェット)
- クルーザー(アメリカン):フルフェイス、ジェット
- アドベンチャー、オフロード:オフロード
- スーパースポーツ(レーサーレプリカ):フルフェイス
(2)バイク、ウエアの色味に合わせる
以上のポイントをおさえれば、安全でオシャレなヘルメットを選ぶのに役立ちます。
ヘルメットに加えて安全対策に重要な、プロテクターの選び方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
バイク用プロテクターのおすすめ3選!安全&オシャレに楽しむために