・バイクに乗る際の服選びのポイントが知りたい
・服のデザインはどうやって選ぶべき?
そんな疑問にお答えします。
洋服には3つの要素があります。
【デザイン】【シルエット】【色(素材)】です。
今回はデザイン選びについての解説です。
洋服のデザインは無数にありますが、ジャンル分けをして考えればシンプルにとらえることができます。
NG例も掲載してイメージしやすいようにまとめました。
この記事を読めば、バイク用の服装でデザインを選ぶとき、どんなことに気を付ければいいのかが分かります。
なお、服装を考える第一歩として大切な考え方があります。
以下の記事でその考え方について説明していますので、まだ読んだことがない方は先にこちらから目を通していただくことをお勧めします。
バイクの服装をおしゃれに…デザイン選びの注意点はたった1つ
服装を決める際、デザイン選びで気をつけることは1つだけ。
ジャンルが偏らないように組み合わせることです。
なぜなら全身同じジャンルの服でまとめるとすごく偏った印象になり、普段着るには浮いた感じになってしまうからです。
ではジャンルとはどういうことなのか説明します。
洋服の「ジャンル」とは
洋服には初めから街着、普段着としてつくられたものはほとんどありません。
もともと別の用途があり、その用途によってジャンル分けをすることができます。
例えばミリタリージャケットは、文字通り軍隊で使われていたものをカジュアル向けにアレンジしたものです。
またジーンズは現代のカジュアルファッションに欠かせないアイテムですが、もともと作業着として生まれたものです。
ゴールドラッシュに湧く北米の鉱山で働く多くの鉱夫の悩みのひとつは、作業中にズボン(パンツ)がすぐに掏り切れてしまうことだった。1870年、仕立て屋のヤコブ・デービス(英語版)は、既に設立されていたリーバイス社のリーバイ・ストラウスから仕入れたキャンバス生地を用いて銅リベットでポケットの両端を補強した仕事用パンツ(ワークパンツ)を発売し、これが鉱夫らの好評を博した。ジーンズは最初、鉱夫らの作業着であった。
出典:Wikipedia
上記のようなミリタリーや作業着(作業着から派生した服はよく「ワーク」「ワークスタイル」と呼ばれます)のほかにも以下のようなジャンルがあります。
・アウトドア(登山着のような服)
・スポーツ(ジョギングやフィットネスで使うような服)
・フォーマル(スーツやドレス)
服装を決める際に上から下までミリタリーとか、全身ワークにしたりするとどうしても、やりすぎ感が出てしまいます。
次は実際に偏っている例についてご紹介します。
バイクの服装をおしゃれに…デザイン選びのNG例3選
以下に紹介する例は、全身が一定のジャンルに偏った服装となっています。
レザースーツ
レザースーツはサーキットではとてもカッコよく見えます。
しかし街乗りやツーリング先でお店に入るときなどに着ていると、どうしても浮いてしまいます。
全身ミリタリー
上半身から足先までミリタリー系のウエアや靴でかためると、まるで軍人さんみたいになってしまいやはり偏ってる感が否めません。
バリバリのアメカジ
レザーやデニム製の生地に無数のワッペンがガッツリついたベスト、下は色落ち加工のジーンズ。
そんなワイルドさ全開のアメカジもやりすぎ感が出てしまいバランスが悪いです。
バイクの服装をおしゃれに…デザイン選びの良い例
写真の服装だと上半身のジャケットはミリタリー系。そして下半身はジーンズ、つまりワーク系の服となっています。
このように上下で別ジャンルの服を選んだ方が、バランスのとれたコーディネートになります。
まとめ
今回はバイクファッションにおけるデザインの選び方についてご紹介しました。
もう一度大切なポイントをまとめます。
・洋服にはジャンルがある
・ジャンルが偏らないように組み合わせることが大事
デザインに関して注意すべき点はシンプルです。
偏らない、やりすぎない。
全身が一つのジャンルだけの服にならないようにバランスをとれば、よりおしゃれに見えるようになります。
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◆参考文献
●あわせて読みたい
【バイクの服装をおしゃれにする方法シリーズ】は4本立て。
流行に関係なく通用する内容になっているのでぜひチェックしてくださいね。