近頃あおり運転や高齢者による交通事故が社会問題となっていますが、他にこんなところでも痛ましく理不尽な事故が起こっています。
生活保護男性、禁じられた車を運転した理由が・・・
被告は小太りな26歳の男。自動車運転処罰法違反（過失致死）の罪に問われていました。
・男はゲームや動画を見て不規則な生活を送っていた。梅雨の真っただ中だったその日、「雨にぬれたくなかった」とレンタカーを借りた。生活保護を受給しているため車の運転を禁じられていたにもかかわらずだ。
向かったのはパチンコ店。兄と１０カ所を巡った。夜が更け、眠気を覚えても休憩しなかった。居眠り運転で横断歩道を渡っていた２１歳の男子大学生をはね、死亡させた。信号は男側が赤。ブレーキを踏んでいなかった。
・事故３日後に被告から電話があり、名前を間違えられた。生活保護費で賠償したいと言われ、ばかにされていると思った。
出典：Yahooニュース
亡くなった男子大学生は特待生で、広告代理店から内定をもらっていました。友人の間ではムードメーカー的な存在で、300人も通夜に参列。事故現場には音楽活動を一緒に行っていた仲間がCDを手向けました。
被告の男は法廷で「尊い命を奪い、大変申し訳ない」と謝罪したものの、事件後2回もドライブしていたことが判明しました。
「雨にぬれたくない」という理由で禁じられていた車を運転したうえ、遺族へ電話した際に名前を間違えたことといい、生活保護費での賠償を申し出たことといい、言葉がでません・・・
禁止の自動車運転をしたうえ学生を死亡させた男の判決は・・・
被害者の父親は法廷での陳述でこう述べました。
「息子と幸せな時間をもっと分かち合いたかった。被告への憎しみは日に日に増すばかり。最大限の罰を」
被告の男は黒いTシャツ姿で判決公判に出廷しました。下された判決は禁錮1年10か月。
スーツ姿の遺族が法廷を後にする際、深々と礼をしたが見向きもされず、静かに法廷の扉が閉まった。
出典：Yahooニュース
生活保護を受けている人は車を運転してはいけない？
生活保護は憲法をもとに定められた制度で、生活に困っている人に対して最低限の生活を保障し、その人々が自力で生活再建できるように支援することを目的としています。
生活保護受給者が車を所有することについては、現状ほとんどの自治体で認められていません。
以下がその理由です。
①生活保護受給者には車の維持費を負担するのは不可能と思われる
②事故を起こした際の賠償能力がないと思われる
参考：カルモマガジン
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ネットの反応
・キングオブクズ
・4ね
・むちゃくちゃすぎる。
・生活保護を不正な使い方をしておきながら人の命を奪っておいて、実名報道もなく禁錮1年ちょっとだなんて…
・実名報道してください
・これはまじでやるせない
なぜ2年弱しか刑務所にいれないの？
死ぬべきはお前だろうに。
出典：ガールズちゃんねる
最後に
生活保護は生活に困窮した人を助けるための重要な制度のひとつですから、これ自体はなくてはならないものです。
しかしこの被告のように不正（？）に生活保護を受給している人も中にはいるようです。
本当に必要な人に支給されるよう、制度の見直しがされることを望みます。
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