2018年初頭、着物販売・レンタル会社「はれのひ」が突然休業したことにより、多くの新成人が被害を受けたというニュースがありました。
この話題はテレビ等でも大きく報じられたため、記憶にある方も多いでしょう。
この「はれのひ事件」で被害を受けた人々が、新型コロナウイルスの影響で再び災難に見舞われたというニュースが報じられています。
なぜまたしても災難にあっているのか、その実情をお伝えします。
「はれのひ事件」被害者が再び見舞われた悲劇とは
一昨年の成人式で「はれのひ」事件の被害に遭った大学生が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で災難に再び見舞われた。県内の私立大学を卒業した関本玲菜さん(22)は式典が中止となり、所属する音楽系部活動の記念ライブも大幅な縮小を強いられた。人生の節目となる晴れの舞台を台無しにする“三重苦”。仕方ないとは思いつつも、心は置いてきぼり。「特別でなくていい。当たり前に、普通にお祝いしたかった」。寂しさが募り、ため息が漏れる。
出典:カナロコ
2018年、はれのひ事件当時に20歳を迎えた人は、2020年で22歳。現役で四年制大学に入って順調にいけば卒業を迎える歳です。
人生に二度とない祝いの場を、二つもつぶされてしまった思いは計り知れません。
関本さんは成人式当時、親戚の力を借りてなんとか振袖で式に参加できたそうですが、振袖を用意できなかった新成人も多くいたことは皆さんご存知のとおりです。
「友達の晴れ着姿も見たかった」。卒業証書は郵送で自宅に届く。学生生活の区切りを迎えた実感は湧かず、「またか、という気持ち。呪われているのかな…」。2年前の「悪夢」をフラッシュバックさせた。
出典:カナロコ
ネットの反応
・卒業式がなくなった学生から、袴キャンセルの話。妻から聞いた「今年の学部卒業生は、はれのひ倒産で成人式の晴れ着がなくなった子たち」という話と合わせると、なんかこー、どっかで気持ちよく祝う機会が欲しいですなあ。いつなんだそれ。
・バブル世代の我々から見ると、学生時代に遊び呆けることもなく真面目に大学行って、長期間のインターンやら就職活動して、挙げ句に成人式も卒業式もなし、ってホントなんとかしてあげたい… 我々よりもよほど真面目にやってるのに…
・うちの子が年少の時、震災があり、その時の年長さんの卒園行事がいろいろ縮小されたのを見てて、切なくなりました。そして、その子たちが中学三年…卒業式が…と思うと、どうか報われてほしいと思います。
・1.25成人式(4分の5成人式)とか言って、25歳を祝うキャンペーンとかやればいいんじゃないかと。いや、1.2成人式で24歳を祝ってあげてもいいよね。
・かわいそすぎる。
・呪われてて草
出典:Twitter
ご本人はもちろんのこと、親御さんにとってもさぞ辛い思いをされたことでしょう。
はれのひ事件当時はキングコング西野さんが「リベンジ成人式」を企画し話題になりましたが、今回もどこかで彼らが報われる機会がないものかと願うばかりです。
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