ファミマ希望退職は大リストラ時代の序章? 内部資料に見るその真相。他人事では済まされない事実に背筋が凍る・・・ | きゃろっと通信

ファミマ希望退職は大リストラ時代の序章? 内部資料に見るその真相。他人事では済まされない事実に背筋が凍る・・・

ファミリーマート 希望退職 リストラ時事ネタ
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ファミリーマートは19日、全社員の約15%に当たる1025人が希望退職すると発表した。人員適正化として3~7日に募集していた。募集人数(約800人)を上回ったが退職を認める方針で、同社は「自身のキャリアを真剣に考えた結果であり、最大限尊重するため、組織上支障のない範囲で可能な限り認める」としている。

出典: ファミマ、1025人が希望退職 全社員の約15% —日本経済新聞(2020年2月19日)

ファミリーマートが経営再建を目指して行った希望退職者の募集。
募集人数を上回る退職を認めたことについて、表向きは「社員の考えを尊重」などと述べていますが、内部資料からとんでもない真相が浮上しました。

この記事ではファミリーマートのリストラについて、驚愕の真相をお伝えします。

ファミマのリストラ内部資料が明かす衝撃の真相

リストラマニュアルによる社員のグループ分け

問題の資料はファミマ管理職の間で”リストラマニュアル”と呼ばれているもの。
この中で社員を4つのグループに分類し、それぞれに対する対応方法が記されています。

○グループI
面談方針 慰留 
面談回数 2回~上限なし
ポイント
・慰留を行う
・基本的には、回数制限はない(但し、最低2回は実施)

○グループII II’
面談方針 意思確認
面案回数 2回~4回
ポイント
・会社方針や変化に対する理解と貢献意思・覚悟を確認(最大4回)
・制度応募意向の場合は、慎重な検討結果か確認し面談終了
・いずれの場合も最低2回は実施する
*意思確認層は、IとIIIの動向により調整することもある(応募勧奨への切り替え調整がある場合は。II’を中心に対応を検討する予定)

○グループ III
面談方針 応募勧奨
面談回数 2回~4回
ポイント
・社外転進を勧める
・合意が得られるまで、面談を実施する(原則4回まで)
・制度応募を希望する場合は、2回目で終了も可

出典: ファミリーマートの早期退職に応募殺到、リストラ資料が明かす大混乱の裏側 —DIAMOND online

以上をまとめると「グループⅠの社員は引き留め、グループⅢに近づくにしたがって退職を勧める方向で対応する」ということです。

社員面談用の回答マニュアル

リストラマニュアルには、管理職が社員と面談する際の回答マニュアルも設けられています。以下のような答え方が例として記載されています。

質問 なぜこのタイミングで(早期退職を)行うのか?

応答例 コンビニ業界を取り巻く環境は厳しい状況下、経営が悪化してからでは、成長に向けた選択肢も狭まるため、経営基盤にまだ余裕がある今こそ実施すべきと判断しました。社外に出られる方においても、今だからこそできる最大限の優遇条件を、今回の制度で提示していますので、ご理解をいただければと思います。

質問 このような状況になるまで一体何をしていたのか? 経営責任はどう果たすのか?

応答例 経営として、市場環境に合わせてさまざまな施策を実行してきました。しかしながら、同時に予測できない状況の変化もありました。今、経営の責任は、この厳しい市場環境を勝ち抜いていくために、この構造改革を完遂することであり、今後、社外に活躍の場を求められる方に対して最大限の支援をすること、と考えております。

ファミマ希望退職のニュースに対するネットの反応

転職もできない人は会社にしがみつくから辞めない。つまり希望退職する人はそこそこ優秀な人である可能性が高い。本来会社に残しておくべき人材だというところが辛い。

最近ファミリーマートのように「希望退職」を募る企業が増えてる。 希望退職って言うと聞こえは良いけど、要は「リストラやるよ!」って事やで。 日本経済のトレンド的に「会社に一生を捧げる」ことのリスクは日々高まってる。

リストラが当たり前になりましたな。なかなか大規模……。

強烈やなこれ

ファミマ希望退職のニュース、会社が募集した結果辞めますって言った人間こそが失ってはいけない人材、っていうのが腑に落ちすぎてお麸になったわ……

うちも希望退職募集してほしいな…… ってファミマとかの希望退職って 残された人の負担が凄くなりそう

最近こういう話増えてきたね〜。コロナによって「あれ?在宅ワークで行けるじゃん」ってケースも増えてきたから、労働環境変わっていくのだろうか?

こんなふうにリストラが当たり前になっていくことで、事実上の終身雇用崩壊が起きているとそろそろ気づいていきましょう

この手の話題多くなってきたよね…。

「希望退職」という言葉、最近ニュースでよく見かけるようになりました。一瞬聞こえのいい言葉に思えますが、結局のところこれはリストラです。
あなたの会社にもし同様のマニュアルがあったとしたら、あなたはグループⅠ~Ⅲのどれに分類されているのでしょうか。
終身雇用の崩壊は、すでにあなたの近くで始まっているのです。

◆アイキャッチ画像出典元:日テレNEWS24扶桑社

 

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