池袋暴走事故を巡って10月8日、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(89)の初公判が東京地裁で開かれました。
飯塚被告は事故について無罪を主張。今後の展開が注目されています。
上級国民・飯塚幸三の主張内容
公判にて飯塚被告は、遺族の松永拓也さんに謝罪を表明。しかし事故の罪状については、下記のとおり無罪を主張しました。
起訴状の内容については「アクセルペダルを踏み続けたことはありません。車に何らかの異常が生じたために暴走したと思っています」と否認。弁護人も「被告人に過失はない。システムに何らかの突発的な異常が生じ加速し、事故に至った可能性がある。過失運転致死傷罪は成立しない」と、無罪を主張した。
出典:AERAdot.
飯塚幸三の無罪主張に対する、トヨタのコメント
飯塚被告が乗っていた自動車は「プリウス」。メーカーのトヨタ側がどう対応するのか注目される中、次のようにコメントしています。
被告側から“悪者扱い”されたのが、トヨタ自動車の人気ハイブリッド車「プリウス」。トヨタは初公判のやりとりについて「裁判で真実が明らかにされるということですので、その推移を見守っています。証拠があると理解しています」(同社広報部)と応じた。
一般的に車には電子信号を記録する装置が備わり、それを解析すれば運転時の様子がわかる。被告の車は衝突で大きく損傷していたものの、“動かぬ証拠”が残っているはずだという。ちなみに飯塚被告は2008年に新車で購入したとされ、今のようにアクセルの踏み間違いがあれば加速を抑制するシステムは搭載されてはいなかった。
出典:AERAdot.
飯塚幸三の無罪主張に対する、自動車整備士のコメント
飯塚被告は「車に異常があった」と主張していますが、ある自動車整備士の方がプロ目線でツイートしています。
上級国民様が話題ですが
自動車整備士として一言。
プリウスのアクセルペダルは
アクセルポジションセンサーを
使っていると思いますが。
アクセルポジションセンサーは
ポジションを検出する場所が
二箇所あり相互に数値のズレを
監視しており、一箇所が故障すれば
ズレを検出して…続く— ORUK (@yhaa124) October 8, 2020
それ以上アクセルが吹けないような
構造になっており故障によって
アクセルが全開に固着するようなことはありません。
また、ブレーキペダルに関しては
どのような故障が発生したとしても
ブレーキペダルを踏み込んで
車が前に進むようなことは
ありえません。
絶対にありえません。— ORUK (@yhaa124) October 8, 2020
・上級国民様が話題ですが
自動車整備士として一言。
プリウスのアクセルペダルは
アクセルポジションセンサーを
使っていると思いますが。
アクセルポジションセンサーは
ポジションを検出する場所が
二箇所あり相互に数値のズレを
監視しており、一箇所が故障すれば
ズレを検出して…続く
・それ以上アクセルが吹けないような
構造になっており故障によって
アクセルが全開に固着するようなことはありません。
また、ブレーキペダルに関しては
どのような故障が発生したとしても
ブレーキペダルを踏み込んで
車が前に進むようなことは
ありえません。
絶対にありえません。
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ネットの反応
・自転車言うとブレーキレバーを握ったら加速したって感じですかね?
・両方に杖をついて歩くようなヨボヨボのじーさんが車を運転するほうがあり得ない。 じーさんの責任逃れに過ぎないと思いますが…。
・車のせいではなくて、ドライバーのうでのせいだと思います。
・正直に言うと 往生際が悪い方ですね。 この場に及んでも自分は悪くない!と裁判で言ってますからwww 呆れます。身柄拘束すべきです
・マジレスするとこれは裁判上のテクニックであって、最初から非を認めて反省するより、他者のせいにしておいた方が裁判を長引かせることができ、刑も軽くすることができるからです。 弁護士側の指示ですね。
最後に
トヨタやプロの整備士のコメントを見る限り、プリウスの構造的に事故を車のせいにするのは無理があるということが分かりました。
それでも無罪を主張するのがかえって不思議に思えてきます。何か裏で忖度でもあるのでしょうか・・・
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