近年は昔に比べてコンプライアンスが重要視されるようになり、セクハラやパワハラに対する世間の目が厳しくなってきています。
コンプライアンスを取り上げる研修も増えていますが、残念ながら教える側が分かっていないケースもあるようです。
ある会社の研修で遭遇した、セクハラ・パワハラに対する講師の見解
昇格したので会社から指定されたハラスメント研修を受けているのだが、「セクハラ・パワハラをしてはいけないのはなぜか」という根本的な問いに対する講師の見解が「こういう時代なので」だったので次の休憩で帰ろうと思う。
— ちはや🍌🐟🍭📚🎲 (@vivia_nnn) July 11, 2020
ハラスメントは「昔は良かったけど今は駄目になったもの」ではなくて「昔から悪であったことが悪であるとようやく認知されてきたもの」ではないのか。「時代が許さないので」で思考停止しているような講師に、休日返上してまで教わりたいことは特にないですね。
— ちはや🍌🐟🍭📚🎲 (@vivia_nnn) July 11, 2020
みんなの反応
・バカバカしい。講師からして真面目にセクハラに向き合っていない。会社のアリバイ作りのために社員の貴重な時間を奪うなんて。最悪です。
・ダメなものダメだといえる事は大事だけど「帰る」というのは違うと思う。マネージャーになられたのなら上司を通じて提言する機会もあるのではないでしょうか。その講師と議論を交わした結果、帰るという手段を取ったならまだしも講師のもらした一言で全てを判断するのは尚早ではなかったのかと思います
・そういうコンサルタントと契約している時点で、御社のハラスメントに対する認識は危機的水準ですが、それがわかった事は有効な研修でしたね。
・メンタルヘルスの研修も似たようなもので、心をいためた職員から組織を守る、でした。
・理由が「時代」で済んだら講師要らないです。 理解してくれる会社であってほしいです。
・えー?と思って聞いてるだけじゃこのまま何度かこの指定された的を得てない講義に他の人も行くことになると思うと一石を投じる行動力は!素晴らしい!私も隣にいたら一緒に帰るね!
出典:Twitter
投稿者さんは結局退席して帰ったそうです。そして理解ある上長に事の次第を報告したとのこと。
この投稿を見る限り、世の中のハラスメントに対する意識改革にはまだまだ時間がかかりそうです。
特にセクハラ等は子どもの頃からの教育が影響してきますから根深い問題です。
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◆参考:Twitter
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