新型コロナウイルスの影響で日用品の品薄状態が各地で続いています。一般の方の買い占めだけでなく、転売ヤーの暗躍も問題になっています。
この現象は日本だけでなく海外でも深刻で、買い占めたあげく大量返品に訪れる人もいる始末。
今回取り上げるスーパーでは、買い占め客が返品に訪れた際に店長がとった行動が話題となっています。
男が大量返品を求めスーパーに来店
オーストラリアのスーパー「Drakes Supermarkets」。
ここにある日、以前に大量の商品を買い占めていた男性客が来店しました。
男性客は購入時のレシートを見せ、スーパーに返品処理を要求しました。
買い占めていた商品というのがこちら。
・32ロール入りトイレットペーパー:150個(合計4,800ロール)
・1リットル入り消毒液:150個(合計150リットル)
大量返品の要求に、店長は……
スーパーの店長であるジョン・ポール・ドレイクさんは、「返金ではなくもっと適切な”モノ”をくれてやることで、客を追い払った」と語っています。
のちに男性客はいわゆる「転売ヤー」であったことが発覚しました。
後に地元メディア7NEWSの取材に応じたドレイク店長によれば、この男性客は20人体制で生活必需品を独占的に買い占め、転売を企てていたとのこと。
しかしオークションサイトではこれらの商品を出品禁止としたため、大量の在庫が行き場を失ってしまったのだと言います。
「こういう人たちのせいで国が迷惑するんだ」と店長は怒りを述べていました。
出典:ユルクヤル
ネットの反応
・しっかりとしたご対応。感銘をうけました。。笑笑
・この店長最高すぎる笑
・日本もこれぐらいの対応で良いんだよ。
・これぞ神対応!いや紙対応かな?
・こうして欲張り爺さんは使い切れないトイレットペーパーと消毒液に囲まれてすごすことになりました。悪い事はできないものですね。めでたしめでたし。
出典:Twitter
なおこのニュースの元ネタとなった動画はこちら。
コロナ以前から日本でも「モンスターカスタマー」が問題になっています。
いくらお客さんといえどもやって良いことと悪いことがあるはず。
生活必需品の買い占め、さらには大量返品など自分勝手にもほどがあります。
店側もあまりに理不尽な客には毅然とした態度をとる権利はあるのではないのでしょうか。
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◆参考:ユルクヤル
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