日本では成人なら誰でも選挙で投票することができます。加えて2015年には公職選挙法が改正され、選挙権を与えられる年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げられました。
18歳以上なら誰でも平等に選挙に行ける世の中ですが、ある若者の発言が物議を醸しています。
ある慶大生社長の発言
多数決って愚かな決め方だよね。
多数決って頭の悪い人の1票も頭の良い人の1票も同じ重さだから全然有効な決め方ではない。それなら上位10%の人の意見を通した方が賢い選択ができる。税金を納めてる人の方が貢献度も高い分けだし、さっさと日本も年収によって票数が変わる仕組みを導入すべき。
— かずくん|慶大生社長 (@Kazu_Consult) November 2, 2020
多数決って愚かな決め方だよね。
多数決って頭の悪い人の1票も頭の良い人の1票も同じ重さだから全然有効な決め方ではない。それなら上位10%の人の意見を通した方が賢い選択ができる。税金を納めてる人の方が貢献度も高い分けだし、さっさと日本も年収によって票数が変わる仕組みを導入すべき。
この発言にネットは大炎上
・貧民には人権はないと言ってるのと同義だと感じたんだが。
・私がどんなに馬鹿馬鹿しくとも、安易に民主主義を手放す気にならないのは絶対こうゆう馬鹿が台頭してくるからなんだよなぁ
・こういうことも、言えば言うほど頭が悪く見え……ww
・税金をお布施か口利き料(袖の下)と思っている超痛い奴
・それじゃあ、偏差値の低い人間を切り捨てるヒットラーみたいな、現代では、まるっきり中国共産党や北朝鮮の独裁者を産み出すだけで、歴史的に共産主義が成功した例は、地球上に1例も無いんですけど
中には賛同する声も
一方で慶大生社長の発言に理解を示す意見もみられました。
・めっちゃ正しいのに、めっちゃ炎上しているw 稼いでいる人よりも稼いでいない人のほうが頭数が多いので、僕は多数決では納得できないですね。たくさんお金を払っていたら、金の使い道にもたくさん要求したくなるのは普通の考え方ですね。「頭の悪い人」っていう言葉がダメなのかもw
・私も納税額に応じて票数を増やすべきと思います。 普通選挙は衆愚に至る禍根です。
・IQの上位で決めたほうがよくないですか
あとは全面的に賛成とはいかずとも、「多数決が愚かだという点には賛同する」といった意見もありました。
慶大生社長の炎上発言に京大生が一言
さすが慶大生賢いこと言わはる https://t.co/8DWTE0nHjo
— 京都大学東京大学同好会 (@to_kyotodaigaku) November 5, 2020
さすが慶大生賢いこと言わはる
このコメントへの反響が・・・
そういうときは
「いやぁぁ、かずくん。見た目どおりで賢おすなあ」
と言うんやで😺
— め め ん と 森 ™ (@iphiko_ezul) November 5, 2020
ぼっちゃん元気でよろしおすな戦法
— はなもふ (@kaotakazuko) November 6, 2020
京都人は遠回しに嫌味を言うのが得意?
京都の文化で、「相手を直接的に否定する表現はご法度」という話をよく耳にします。しかしその遠回しな表現があまりに高度なので、他地域の人からみるとなかなか気づけなかったりします。
例その1
先日TLで京都では「可愛らしおすなあ。お人形さんか思いましたわ」の意味が「ボケっと立ってんじゃねえよ、邪魔だ死ね!」ぐらいの意味だと知ってホント恐ろしい街だなと。
例その2
「お茶もう一杯いかがどすか」と言われたらお茶を飲んではいけないんですねw
また「ぼっちゃん元気でよろしおすな」の本当の意味は「うるせえボウズだな」ということなのでしょう。
対して隣の大阪はストレートな表現が多いので、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でもよく大阪の女性と京都の女性は対比して描かれてますね。
慶大生社長の発言もいわゆるインテリっぽい印象ですが、京大生のコメントも京都ならではの高度なコミュニケーション力を感じる内容でした。
炎上を恐れず発言する度胸は見習いたい気もします。
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参考:はちま起稿
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