女優の春名風花さんがインターネットで誹謗中傷してきた人物に対し訴訟を起こした事件で、示談金を勝ち取った話題が世間をにぎわせています。
◆参考記事
ネット中傷については「見なければいい」とか「有名税」だと主張する方もいますが、そんな言葉で片付く問題ではないと春名風花さんは語っています。
「ネット中傷は見なければいい」という意見に対する春名風花の主張
・SNSによる被害の話題に対して「見なければ良いだけじゃん笑」「スルースキルなさすぎ」「有名税」「誹謗中傷されるのも仕事のうちでは」「いやなら辞めろ」等のコメントをつけている人を良く見ます。もし、同じように軽く考えている人がいたら、この下にある記事を全文読んでください。
・みなさんは、例えばあいつは反社と付き合いがあるらしいよ〜とか、実は犯罪者なんだって〜とか、自分に関する虚偽の情報を拡散している人がいて、そしてそれを信じている人たちも大勢いて、その噂のせいである日突然学校を退学にされたり、会社を解雇されたら、その投稿を完全に無視出来ますか?
・芸能人は、常にその危険と隣り合わせ。どんなに努力して、何度も何度もオーディションを受けて、やっと掴んだ役も、やっと決まった仕事も、遊び半分おもしろ半分で書かれた落書きに、一瞬で奪われてしまいます。でも、命綱を握られているから、夢を人質に取られているから、何をされても、ほとんどの人は言い返すことすら出来ない。
・また、これは私の実体験ですが、こちらがその間違いを指摘したり、そうじゃないと説明したり、訂正してくださいとお願いしても、いったん反応してしまえば「有名人に晒された、ひどい」って言われてしまう。逆になぜか、被害者ムーブされてしまう。ファンが助けに入るのも悪手です。どんなに理不尽でも、やり返したら最後なんです。そんなことをしてしまったら、相手は待ってましたとばかりに、「叩かれた~」と大声をあげるでしょう。それがどんなに冷静で丁寧な訂正であれ説明であれ、内容に関わらず、気がつくと、いつの間にかこちらが加害者にされている…
出典:春名風花さんのnote
春名風花さんのnoteに対するネットの反応
・めちゃくちゃ良いこと書いてんな…もっと広まって欲しい。
・はるかぜちゃん、頑張ったね
・このコラム、最後まで読んでみてください
・「人間に絶望しない・生きることをあきらめない」 言葉が届く限り、言葉にしていきたい。 応援したい人が、大切な人がいるから行動で示して、伝えていきたいよね。 大切な人を守るためにきっと出来ることがあるよね。
・「誹謗中傷されるプロ」が書いた文章や。する側もされる側も一読すべしやな。
出典:Twitter
奇しくもテラスハウスの木村花さんや俳優の三浦春馬さんの自殺騒動もあり、インターネットの誹謗中傷に対する世間の関心が高まっています。
もし心当たりのある方は、自分のSNS投稿について見直してみてはいかがでしょうか。
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◆参考:note、Twitter
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