食べ物のCMといえば「いかに美味しそうに見せるか」が重要です。
バーガーキングはある奇抜なCMを発表しました。なんと自社のバーガーがカビだらけになった姿を公開したのです。
この記事ではバーガーキングが制作した「カビまみれバーガー」のCMとその制作意図についてお伝えします。
刺激の強い映像が含まれますのでご注意ください。
バーガーキングが制作した「カビまみれバーガー」のCMとは
『Burger King | The Moldy Whopper』と題したこちらの動画。
バーガーキングの主力商品「ワッパー」が34日をかけて徐々に腐っていく様子が映し出されています。
ダイナ・ワシントンの1959年のヒット曲「What a difference a day makes(1日でこんなに変わるなんて)」にのせてワッパーにびっしりとカビが生えていくさまは衝撃的です。
動画タイトルの The Moldy Whopper とは、「カビだらけのワッパー」という意味です。
バーガーキング「カビまみれバーガー」CM制作の意図
このCMでバーガーキングが伝えたかったことは「保存料不使用の美しさ」です。
近年は人口保存料が多くの食品に使われており、健康への影響が懸念されています。某ファストフードチェーンのハンバーガーを長期間放置してもほとんど見た目が変わらなかった、という動画も話題になりました。
これに対しバーガーキングは、自然に腐敗していく自社のバーガーを見せることで、保存料を使わない自然な姿の商品づくりをしていることをアピールしたかったのです。このCMが健康志向の人々の目に留まり自社に関心を持ってもらえると考えています。
バーガーキング「カビまみれバーガー」CMに対する反応
ほとんどのCMが、大衆に恐怖や不安を与えて消費させるものである中、このCMは本当の意味で安心を表現してるのかもしれない
ハンバーガー屋全部が同じ事やったら嫌ですね(笑)
グーグル先生、バーガーキングによく行くからって、しつこくカビだらけのワッパーの画像を見せるのはやめてくれませんか
言いたいことはわかるが食欲かき消された感ハンパない。このCM効果が気になる。
こないだのマック秋葉原昭和通り店廃業時に死屍に鞭打つポスター掲げたのはサイテーだと思ったしあれでバーキン嫌いになったが、こういうのならありだと思うね。
バーキン、ブランディング手法のB級化がエスカレートしている印象。差別化ありきで潔い
企業の度胸
何かにつけてマックに張り合いたがるバーキンくん、そろそろ擬人化してカップリングでもしたらいいと思うの。
おっ同業他社をdisっておるな
それよりモス、最近客減ってないか?
どうせなら、マックやモスと並べて比較してほしいもんや。
(以上、Twitterからの引用)
自然で安心な商品を提供していることは分かりました。
ただこのCMを見てすぐ食べたいと思うかというとちょっと厳しい気もします。
最近競合他社との張り合いが話題のバーガーキング。こういった独自路線で今後どんな展開を見せるのでしょうか。
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◆参考:edamame
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