Netflixで独占配信中のドラマ『全裸監督』。
主人公の「村西とおる」は実在しており、昭和を代表するAV監督として一時代を築きました。
村西監督は前科7犯、借金50億円を背負ったことでも知られています。
今回はその逮捕歴に焦点をあてて、一体どんなことをやらかしたのかご紹介します。
全裸監督元ネタ 村西とおる…主な逮捕歴の数々
村西とおる逮捕歴① 猥褻図画販売容疑(1984年)
サラリーマンとして働いた後、とあるきっかけでビニール包装されたエロ本 通称「ビニ本」の販売、そして「裏本」の制作・販売から村西とおるのアダルト業界人生が始まりました。
北大神田書店グループの流通網を生かして財をなしたものの、猥褻図画販売容疑で逮捕されています。
” 村西自身も猥褻図画販売容疑で指名手配・逃亡の後、1984年3月に逮捕され(後に懲役1年5か月、執行猶予4年の有罪判決が確定)
出典:Wikipedia
村西とおる逮捕歴② 職業安定法・児童福祉法違反容疑(1986年)
ビニ本廃業に追い込まれた後、AV業界に転身した村西監督。
「ナイスですね~」に代表される独特の村西節と、「ハメ撮り」などの独自の表現手法で徐々に知名度を高めました。
そんななか再び逮捕されたことで、村西監督の名は一般にも知られるようになりました。
1986年の職業安定法・児童福祉法違反容疑での逮捕(17歳の少女を出演させたとされるもので、後に処分保留で釈放された)
出典:Wikipedia
また村西監督の知名度を一気に押し上げるきっかけとなったのが、良家の令嬢ながら脇毛の女優として衝撃を与えた黒木香の登場です。
彼女の出演作「SMぽいの好き」が大ヒットしたのもこの頃です。
村西とおる逮捕歴③ 旅券法違反容疑(1986年)
ハワイでの上空ロケに挑んだ際、村西監督はその動きを監視していたFBI特別捜査チームによって旅券法違反の容疑で逮捕されました。
そして複数の刑をあわせ「懲役370年」を命じられます。
しかし仲間の必死の支援もあって、奇跡的に釈放につながりました。
半年以上かつ1億円以上の弁護・司法取引費用を費やして勾留・法廷闘争が行われた
出典:Wikipedia
村西とおる逮捕歴④ 児童福祉法違反容疑(1988年)
1988年には同じ法律の違反容疑で2度逮捕されます。
1988年4月には、17歳の少女をAVに出演させて児童福祉法違反容疑で逮捕
出典:Wikipedia
その後第15回参議院議員選挙への出馬を宣言し、9月には「全日本ナイス党」を結党しています。
村西とおる逮捕歴⑤ 児童福祉法違反容疑(1988年)
「全日本ナイス党」の結党式の翌日、再び逮捕されました。
16歳の少女を出演させたとしてまたもや児童福祉法違反容疑で警視庁・麹町署に逮捕され、懲役1年、執行猶予5年の判決を受けた。ただしこの少女は、成人していた姉の身分証明を使い年齢を偽って出演していたとされる
出典:Wikipedia
この出来事について、前出の黒木香はこのようにコメントしています。
「いつもハメている村西監督が今回ばかりはハメられた」
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全裸監督元ネタ 村西とおる…それでも諦めない男
度重なる逮捕や膨大な借金を積み上げた村西監督ですが、その後もアダルト業界で活躍を続けてきました。
なかなか真似できない所業ですが、どれほどどん底に突き落とされても這い上がる強さには、学ぶところも大いにあるといえるでしょう。
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