「わたし、世界で1番のブスです」ラジオに女の子が寄せた一通の手紙。中島みゆきが返した言葉に涙がこみ上げる…… | きゃろっと通信

「わたし、世界で1番のブスです」ラジオに女の子が寄せた一通の手紙。中島みゆきが返した言葉に涙がこみ上げる……

中島みゆき オールナイトニッポンエンタメ
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中島みゆきさんといえば昭和・平成・令和と長年愛され続ける大物歌手。威厳のある歌声が印象的な彼女ですが、かつて担当したラジオ番組では軽妙なトークが人気でした。

今回は「中島みゆきのオールナイトニッポン」に寄せられた一通のハガキと、その投稿に対する中島みゆきさんのコメントに関する記事をお送りします。涙なしではいられないお話をじっくり味わってください。

容姿に悩む女子中学生からのお便り

1984年2月7日放送の「中島みゆきのオールナイトニッポン」より。自分はブスだと悩むある女の子からお便りが寄せられました。

みゆきさんこんにちは。

わたし、世界で1番のブスです。誰が見たってブスです。

自分でもわかっています。わかってるんです。

でも人から変な態度取られると、やっぱり傷つくんですよね。

周りの友達から毎日ブスって言われて、街歩いてても吐くマネされて。

学級の男子からは睨まれて、おまけに生徒会長の人からは目の前でいろんなこと言われて。

ああ、目の前が霞んで見えない。字も書きにくい。でも頑張って書きます。

わたし、今年受験です。志望校に願書も出します。

だけど、だけど、その高校には恐い人がいます。

中2の終わり頃、何度も何度も目の前に立って吐くマネして、みんなの笑い者にされました。

同じ高校に入ったら、またイヤなことされて、毎日泣かないといけないのかと思うと勉強できません。

死にたいなって思ったり、わたしが死んだらあの人たち喜ぶだろうなとか考えます。

お母さん恨んだけど、恨んじゃいけませんよね。ここまで育ててくれたんだもの。

みゆきさん、こんなわたしでも、生きてて良かったって思うこと、ありますよね。

堂々と人前歩けるようになれる日、来ますよね。

その日を夢見て頑張ります。

そして、そして、みゆきさんのコンサートの日には、今のわたしでないわたしになってみようと思います。

出典:イミシン

このお便りに、中島みゆきさんはどんな言葉を投げかけたのでしょうか。

お便りに対する中島みゆきの回答とは・・・

日本中でこの今の番組を聴いてる人。

誰が一番醜く見えるかわかると思います。

このハガキをくれたあなた。

そのくらいのことわかる人が、日本中にいっぱいいると思います。

今あなたの周りにいる学校の、そういうことを言う、あなたを傷つけた仲間だけが人間だと思わないでほしいと思います。

これから色んな人に会っていくことと思います。

世の中狭く見ないでくださいね。

女の子は、金さえかければある程度いくらでも美人になれるとわたしは思います。

顔ってのはいくらでも作れます、金さえかければ。

でも、金かけて綺麗になれないものもあると思います。

コンサートの日は、アンタのままのアンタで、おいでよね。

また来週。

出典:イミシン

Twitterでこの回の放送に触れた投稿があり、多くの声が寄せられました。

みんなの反応

Twitterに寄せられたコメントの中には、放送当時を懐かしむ声も。

ちなみに上記でも触れられている曲『ファイト!』は、1983年発売のアルバム『予感』、1994年発売のシングル『空と君のあいだに』などに収録されています。中島みゆきさんを代表する曲の一つですね。

当時のラジオ音源はこちらからお聴きください。

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◆参考:イミシン
◆アイキャッチ画像出典元:Smart FLASH

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