自民党の長島昭久衆院議員らは10月14日、定額給付金の10万円に追加で5万円支給することなどを求める要望書を、菅首相へ提出しました。
二度目の給付金支給の動きにネットでは盛り上がりを見せていますが、詐欺メールの発生が問題となっています。
特別手額給付金 詐欺メールの手口がこちら
今回の詐欺の手口ですが、メールの中に偽サイトのURLが記載されており、クリックすると下図のようなサイトに誘導されます。
偽メールの件名は「二回目特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)」など。給付金の支給には申請が必要だとして、偽サイトのリンク(https://kyufukin.●●●●.online/)に誘導する。
出典:ITmedia NEWS
誘導先の偽サイトでは、総務省やマイナンバーカードのリンクが貼られた申請フォームが表示され、氏名や生年月日の入力、通帳やキャッシュカードの画像をアップロードするよう求められるとしている。
この偽サイトでは第2回目の特別定額給付金を1人あたり10万円支給するとの記載があります。
あたかも総務省の公式サイトのように見せかけ、個人情報の入力が求められます。
うっかり入力してしまうと個人情報が盗まれることになります。
特別手額給付金 詐欺メールに対し、総務省の注意喚起がこちら
10月15日(木)の早朝頃から、総務省を騙るメールアドレス(info_atmark_soumu.go.jp)から、「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました。」といった旨及び偽の特設サイトに誘導するリンクが含まれたメールが送信されているとの情報が寄せられております。
出典:総務省
(メールの誤送付防止のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。)当該メール及びサイトは、総務省も含め、行政機関によるものではなく、情報の搾取などを目的としたものと思われますので、決してリンクにアクセスせず、当該メールを削除してください。また、特別定額給付金について、政府からメールなどでお知らせをすることはありませんので、 上記以外のメールアドレスから、総務省や行政機関を名乗ったメールが届いたとしても、情報の搾取などを目的としたものと考えられますので、御注意ください。
上記のとおり、給付金のお知らせがメールで届くことはありませんので十分な注意が必要です。
ネットの反応
・フィッシングサイトは稼動中とのことだが、強制閉鎖できないものなのか。
出典:YAHOOニュース
個人情報搾取の偽サイトを警視庁はサイバーパトロールしてほしい。
法的関係で閉鎖できないのなら法改正を急いでほしい。
はんこ云々よりやるべきことは多い。
・公式なアナウンスがない以上、騙される方がどうかしていると思うが、それだけ困っている人も多いと言うのは事実。
もらえたらありがたいが、期待はせずに待ちましょう。
・普段ニュースとかあまり見ない人は、コロナに関連した二回目特別定額給付金などとおいしいことを言われ、お金に困っている人の中には、よく確かめもせずにうっかり信じてしまうような人も出て来るかもしれません。早急に捜査をはじめて犯人を検挙してほしいと思います。
・今夜のテレビ各局の報道がどうされるか注目
事の重大さを考慮すれば 全局が反復して報道すべき
グルメや芸能・議員のくだらない話を報じる時間を こういう犯罪防止にこそ うるさいくらいに報道するべきだと思う
さいごに
10月15日現在、2回目の給付金5万円の支給はまだ決定していません。
災害や今回のコロナの問題など、混乱が起こると必ず新たな詐欺も発生します。
不安にさいなまれると冷静な判断がしづらくなりがちですが、たしかな情報源から正確な情報を収集し行動するようにしたいものです。
この記事がよかったらシェアしてくださいね。
コメント