新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、発熱の症状がある人などのウイルス検査が行われ、これまでに31人の結果が判明し、このうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。
10人のうち、乗客は9人で、日本国籍が3人、中国籍が3人、オーストラリア国籍が2人、アメリカ国籍が1人となっています。また、フィリピン国籍の乗務員1人も含まれているということです。
出典:クルーズ船 ウイルス陽性は10人 うち乗客9人 日本国籍は3人—NHK NEWS WEB
大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」にて、新型コロナウイルス感染者の増加が確認されました。
この記事では、ダイヤモンド・プリンセス号の航路から想定される感染拡大経路の予測をお伝えします。
新型コロナウイルス 感染発生のクルーズ船、航路と停泊地はこちら
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」は、1月20日に横浜を出港し以下の都市を巡りました。
<ダイヤモンド・プリンセス号 寄港地>
・鹿児島
・香港
・ベトナム
・台湾
・那覇
ダイヤモンド・プリンセス号は、2月4日 午前6:30に横浜港に到着する予定でした。
新型コロナウイルス クルーズ船で最初に感染が確認された香港男性の動向
航海の最中、船の乗客で香港に住む80歳の男性について、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
この男性の感染確認までの時系列は以下のとおりです。
・1/19 乗船前から せきの症状あり
・1/20 横浜港より「ダイヤモンド・プリンセス号」乗船
・1/22 鹿児島で下船、乗客対象のバスツアーに参加
・1/25 香港で下船。その後新型コロナウイルスへの感染を確認
新型コロナウイルス クルーズ船 香港男性下船後の動き
新型コロナウイルスに感染した香港男性の下船以降、ダイヤモンド・プリンセス号は次のように航海を進めました。
・2/1 那覇へ寄港
・2/3夜 香港男性のウイルス感染発覚に伴い、予定を早めて横浜港へ帰港。
大黒ふ頭沖で検疫実施
寄港した各都市では、上記の香港の男性および男性からウイルス感染した乗客から感染拡大している可能性も考えられます。
健康体の人であれば重症化はしにくいとの情報もありますが、マスク着用や手洗いなど十分注意して過ごしましょう。
◆参考サイト:NHK NEWS WEB、沖縄タイムスプラス
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