コロナ禍で失業や収入の減少に見舞われ、生活がピンチに陥る人が増えています。
生活保護の申請が急増しているとの報道もありますが、中には理不尽な事例もあり話題を呼んでいます。
ある生活保護受給者の家計の実態が・・・
ある女性宅では、住宅扶助、生活扶助、教育扶助あわせて1か月あたり291,580円を受給。
一方支出の内訳は以下のとおりです。
家賃54000
食費43000
電気代5200
ガス代8300
携帯電話代26000
固定電話代2000
おやつ代7000
外食費2000(子供の遠足
日用品代37000
灯油代4000
交通費1000
被服費20000
交際費11000
娯楽費(主に子供の習い事)40000
学校関係費(13000)
残り 15380
情報元によれば女性は一人親家庭、つまりシングルマザーのようです。お子さんが何人いるのか分かりませんが、それにしても所々「??」となってしまう部分もあるのが気になります。
生活保護受給者の家計についての反応
え…すべてにおいて突っ込みたい…携帯に娯楽におやつ代に被服費に交際代ってその上残りは貯金なの…?
手取り20万くらいだと働くの馬鹿らしいね。労働なしで、特権持ちと、まさに貴族。 外国人にも悪用されるわ、とんでもないですね。
驚き!!手取りで29万稼ぐのどれだけ大変か知ってるのか?生活保護で娯楽に接待費におやつ。絶句!
毎月服に2万?
こんな携帯費2万6千、おやつ代7千円なんつー狂った支出明細見せて「減額されたらとても暮らしていけない」なんていう記事書く朝日のセンスがおかしすぎるだろ。生活保護バッシング煽りたいのかよ。
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生活保護の趣旨
厚生労働省のホームページには、生活保護の趣旨について次のように記載されています。
生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。
出典:厚生労働省
また申請については各地域の福祉事務所の生活保護担当が対応しており、以下のような調査が行われます。
生活状況等を把握するための実地調査(家庭訪問等)
預貯金、保険、不動産等の資産調査
扶養義務者による扶養(仕送り等の援助)の可否の調査
年金等の社会保障給付、就労収入等の調査
就労の可能性の調査
出典:厚生労働省
日本の平均年収
国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果」によれば、平均年収は441万円となっています(※)。
仮にボーナスが40万円x年2回とすると、月々の総支給額は30万円。そこから所得税や社会保険料で2割程度天引きされるとしたら、月の手取りは24万円となります。
そう考えると、生活保護で月に29万円というのはなかなかの高額かもしれません。
※給与所得者(おもに会社に勤めている人)の平均年収
さいごに
生活保護の受給額は条件によって上下するので一概には言えませんが、このような報道を見ると納税している身としては複雑な気持ちになりますね。
でも本当に困っている人には活用していただいて、生活を立て直すのに役立ててもらいたいです。
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