・アムウェイっていろんな噂を聞くけど実際どうなの?
・ビジネスやってて危なくない?
・実際やってた人の話を聞いてみたい
今回はそんな疑問にお答えする記事となっています。
1959年にアメリカ・ミシガン州で創業し、今やネットワークビジネス業界で世界最大規模を誇るアムウェイ(Amway)。
筆者はそのビジネスに約4年間取り組んでいました(2011年~2015年頃)。
ビジネスを通して会社員では味わえないたくさんの経験をしました。
その中でどんなことを得て、また失ったのか、良いも悪いも赤裸々に語ります。
アムウェイビジネスで得たもの
オーナー感覚
このビジネスはアムウェイに雇われるのではなく、アムウェイと取引契約を結び、定められたビジネスの仕組み・ルールに則って個人事業主として活動するものです。
個人事業主は言い換えればビジネスオーナーです。
成功を目指すならお勤め感覚ではなく、オーナー感覚で取り組まなければなりません。
例えばあなたがカフェを経営、もしくはお勤めしているとしましょう。
閉店時間にお客さんが入ってきたらどうしますか?
もしお勤めだったら「閉店時間が近いから入店を断る」かもしれませんね。
でもオーナーだったら、「喜んで迎え入れる」ことでしょう。
オーナー感覚を学べたことは、今のサラリーマンとしての仕事にも生かされています。
上司や経営者の立場で仕事をとらえ、問題発見力や解決力が身についたことは、大きな収穫だと感じています。
友達
筆者は現在関東に住んでいますが、以前の仕事の関係で大阪で暮らしていた頃にアムウェイに出会い、大阪でビジネスに取り組んでいました。
親戚も知り合いもいない土地でしたが、ビジネスを通していろんな職業の人と知り合い友達もできました。
大阪を離れた今でも連絡を取り合う仲の友人もいます。
権利収入(=不労所得)
成功と言えるレベルまで行く前にビジネスをやめてしまいましたが、それでも年間約1万円ほどの権利収入を得ることができるようになり、その収入は現在も続いています。
「たかが1万円かよ!」と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。
普通預金の利息で年間1万円をもらうには、いくら貯金しておく必要があると思いますか?
2019年11月現在、おもなメガバンクの金利は0.001%です。
これで計算したとき、年に1万円を利息でもらうには「約20億円」を口座に入れておかなければなりません。
アムウェイビジネスで失ったもの
貯金
このビジネスは一般的な自営業に比べてはるかに少ないコストで始められますが、完全に0円というわけにはいきません。
オーナーとして製品を理解する必要があるので製品代はもちろん、成功に必要な考え方を学ぶためのセミナー代、DVD代、人と会うための費用など、こまごまとコストがかかります。
筆者はビジネス開始当初、約200万円の貯金がありましたがそのほぼ全てを使い果たしてしまいました。
ただしこれはアムウェイうんぬんではなくて、自分の問題だと思っています。
いつもセミナーや打ち合わせで帰りが遅くなるからといって外食が多かったり、先行投資だと思って無理に製品を買いすぎてしまったり、やりくりがしっかりとできていなかったことが原因です。
友達
このビジネスを展開するうえで、「人に会って伝える」ということは必要不可欠です。
上で述べたとおり大阪には知り合いが全くいなかったので、0から人と出会う機会をつくっていきました。
それだけではなく、帰省したときに地元の友達に伝えることもありました。
その中で筆者から離れていってしまった友達もいるのは事実です。
でも「本当の友達」だったら、離れるのではなく筆者がビジネスをやめるよう本気で引き留めたり、もしくは「信頼するこいつがハマってるビジネスってどんなものなんだ?」と確かめに来たりするでしょう。
筆者は友達に信頼されていなかったんだ、自分の人間関係の築き方が至らなかったんだと思い知らされました。
これもあくまで自分の問題だったのです。
人生は自分しだい!
アムウェイビジネスでの成功はあきらめてしまいましたが、このビジネスで得た学びは筆者の今の価値観に大きな影響を与えています。
「今の自分は、過去の選択の積み重ねの結果である」ということがよく分かりました。
例えばお金がない人はお金がなくなるような選択を続けてきたからそうなっているし、男運(女運)がないという人は運が悪いのではなく、ロクでもない人に引っかかるような選択を続けてしまっているのです。
会社の愚痴をこぼす人を見ていると、うまくいかないことや思い通りにいかないことを周りのせいにしがちだと感じます。
それよりも常に自分に矢印を向け、考え行動する大切さを学びました。
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