スーパーにドラッグストア、どこに行ってもマスクが手に入らない状態が続いています。メーカー側はマスクの増産体制をしいていますが、私たちがマスクを安定して手に入れることができるようになるのはまだ先のようです。
長引くマスク不足の影響は、医療現場にも深刻な影響を及ぼしています。今回はその現状をお伝えします。
マスク配布は週1枚
京都大学医学部付属病院(京都市左京区)では、マスクの使用枚数が原則として1週間に1枚までと制限されています。
感染リスクが高い病院では通常、医師や看護師は一日に何度もマスクを交換します。ところがマスクの確保が不安定になったことから、この病院では2月には1人当たり1日1枚、3月に入ると1週間に1枚という制限が病院から医師・看護師らに通知されました。
同病院の医師は、マスクが週に1枚なんてありえないことだと訴えています。
感染制御の専門知識を持つこの医師は「マスクのフィルター機能が損なわれるので1日1枚が限度」と指摘。新型コロナウイルス以外にもさまざまな感染症のリスクに対処する上で、現状のマスクの支給態勢に懸念を示す。
出典:京都新聞
マスクを使おうとすると、本当に必要なのか聞かれる
大阪のある地域の拠点病院でもマスク不足が深刻になっています。この病院の看護師によると、感染症患者の病室に入る際、処置を行わない場合はマスク無しで入らなければならない状況です。
看護師は「1週間ほど前からマスクを使おうとすると、本当に今、必要なのか問われるようになりました。自分がマスクをしないことで、抵抗力が弱っている患者さんに何らかの病気をうつしてしまうのではないかと不安です。マスクをせずにケアをしている時に不意に、患者さんがせきこむこともあり、接するのも怖くなっている」と証言しました。
出典:NHK NEWS WEB
ネットの反応
圧倒的に生産力が低い
今や国民の半分以上が使っていると思った方がいい。
感染症はコロナだけではないので、よりリスクの高い、病院の医療従事者に回してください… 院内感染が起きたら、病院にいる抵抗力のない多くの人が危ない。
一番マスクが必要な医療機関へ何故行き届かない? 量産してるはずのマスクは何処いった?
いくら病床数を確保したって、医療従事者を守らなければ医療崩壊する。
医療機関にマスクすら行き渡らないとか、政府の対策は相変わらず後手後手。
元気なのに不安すぎて一年間の使用量を超えるくらい溜め込んでる人がたくさんいると思う。そして薬屋に並ぶのが日課になってるかと。
毎日何枚も使える病院は多分ないとおもいます。コロナ受け入れ病院ですら1日1枚、3日に1枚とか聞きますが。
そのくせ、市中の薬局には少ないけど販売はあり朝早くから行列ができていると聞きます。
優先順位は 易感染者 医療従事者など必要性のあるところから販売することだとおもうのですが
まずは医療機関に安定供給してほしい。
街場では、高齢者が挙って買い占めに走っており備蓄品が増えていくだけ。
まずは、予防に使用しないようにするために新型コロナに感染した者にのみ医療機関で配布するなどの方法をとるべき。
医療崩壊の序曲だね。
なんか一カ月くらい前にガースー官房長官が「来週中にはマスク不足は解消する」とか言ってたと思うけどな。
マスク数すら先読みできない政府に経済対策なんか期待してはアブナイ。
数億枚のマスク増産 まさか総理や官房長官のデマ?
1週間で約1億枚 1ヶ月で約5億枚 のマスクを日本国内で製造しています。
全国民が1.2億人なので1人週1回程しか行き渡らないのです。
某コンビニでバイトをしていますがここ2,3ヶ月マスクが全く入荷できていないです
平日の朝からドラッグストアなどに並べるジジババが大量に買い込んでるせいです。
こんなジジババが減らないようなら、もう、台湾のようにマスクを全数当局が管理したほうがいい。
(以上コメント:Twitterより引用)
医療現場に十分なマスクがないと、医療従事者と患者、そして外部から来訪する人々との間で相互に病気の感染が起こるリスクが高まります。
そして患者は健康体の人より抵抗力が弱っている可能性が高く、症状の重症化も考えられます。
医療機関におけるマスク不足は、新型コロナウイルスに限らず非常に憂慮すべき事態です。
◆参考: 京都新聞 、 NHK NEWS WEB 、Twitter
◆アイキャッチ画像出典元:ついっぷるトレンド
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