東京高検の黒川検事長が新聞記者らと賭けマージャンを行っていたことが発覚し辞任しました。
森法相は黒川氏を訓告処分としたことを発表。
国民からは懲戒免職とならなかったこと、賭博という違法行為をしたにもかかわらず逮捕されないことに疑問と怒りの声が上がっています。
黒川検事長がなぜ逮捕されないのか、現役弁護士の方がYouTubeで説明されていますので内容をご紹介します。
現役弁護士が語る「黒川検事長が逮捕されない理由」
YouTubeで弁護士のタケシさんが、今回の事件で黒川検事長が逮捕されない理由について説明しています(動画のメインは冒頭~4:39までです)。
タケシ弁護士さんによれば、黒川氏が逮捕されないのには次のような理由があります。
・発覚時には違法行為が終わっていたので現行犯逮捕は不可能
・そうなると逮捕状が必要となるが、逮捕状を請求する人がいない
(検察トップの事案なので検察は動かない。警察は検察より立場が下なので同じく動けない)
・捜査をしたとしても起訴することができない
(仮に警察が捜査し証拠を集めてきたとしても、起訴する立場の検察がわざわざ身内のトップを起訴することはありえない。だから警察も捜査しようとしない)
では黒川氏逮捕を実現するにはどうすればよいかというと、みんなで告発状をまとめて団体で訴えるという手段を提唱しています。
現役弁護士の解説に対する反応
・これ許したら法治国家がなりたたないよね
・被害者いても動かんやろ。 池袋暴走事故とか。。。
・トップは犯罪やり放題という認識でいいんかな。
・黒川と賭け麻雀やってた記者って名前って報道したの?黒川逮捕するなら記者の名前報道と逮捕もだよね
・告発に賛成します。
黒川検事長の今後は?
実は複数の弁護士が告発状を提出しています。そのためもしかしたら、黒川検事長の逮捕に向けて動きが起こるかもしれません。
辞職した黒川弘務前東京高検検事長(63)が、知人の新聞記者と約3年前から定期的に賭けマージャンをしていたのは常習賭博罪に当たるとして、岐阜や東京の弁護士計4人が25日、黒川氏と記者3人に対する告発状を東京地検に郵送した。
出典:毎日新聞
いくら上級国民といえども、このまま裁かれることなく辞職だけで終わるようでは納得いかないですよね。
正当な対応がなされることを望みます。
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